5chのなんJスレにあるオンラインカジノ最新情報(生の声)とサクラの書込み対策

2023年5月22日

5chのオンラインカジノ関連のスレは、なにも「ギャンブル板」だけに立つわけじゃない。

たとえば、なんJの板なんかにも、オンカジスレはけっこう立っている。

記憶に新しいと思うけど、山口県のコロナ給付金誤送金事件で、給付金がオンラインカジノで使い込まれてからは、世間からのオンカジへの注目度が激変した。

で、なんJみたいな雑談をするところでも、それが潮目になって、オンカジがより話題にのぼりやすくなって、なんJにスレが立つようになったっていう背景はもちろんあるだろうね。

なんJとは？オンラインカジノ情報はある？

そもそも、なんJというのは5chの「なんでも実況(ジュピター) 」という板の略称で、表向きはいちおう「野球の実況をする板」なのだけど、実態は、というとオールラウンドな雑談の板だ。で、オンラインカジノに関する情報なんかも時々書き込まれる。

なんJは板全体の流れが速く、スレが立ってはすぐに消えていくこともあって、なんJ民ではない俺は、なんJのオンカジスレをリアルタイムで見ることはほとんどない。
たいていは、なんJのまとめサイトを通してなんJに立てられたオンカジスレの存在を初めて知る、というわけだ。

なんJスレのまとめには、末尾に必ず「元スレ」のリンクが貼ってあるから、そのスレが倉庫にあってもし読める状態であれば、「まとめ」だけじゃなくて、ザっとではあるけれども、一応、スレ全体の流れも確認してはいる。

まあ、俺のなんJオンカジスレとのつきあいかた、読み方は大体そんな感じかな。

で、そのくらいのかかわり方の俺の目から見てではあるけど、「なんJのオンカジスレにはオンラインカジノ業者側のサクラはいるのか？」って問題を、今回はちょっと考えていくことにした。

なんJにもサクラはいるがなんJ民はサクラを相手にしない

結論から言うと、なんJのオンカジスレにも「サクラ」はいる。で、「サクラ」はなんJ民に対してはほとんど力を持っていない、って感じだな。

サクラもそのことに気づいているから、かなり少ないし、まあ、なんJに書き込んでるサクラってのは、よほど鈍感なサクラだと思って間違いない。

まず、「まとめ」の傾向から見ていくと、「まとめ」のほうにはサクラの書き込みが一掃されてる印象がかなり強い。

これは「元スレ」を通して読むとよくわかるのだが、オンカジ側にとって都合がよすぎるような明らかなサクラの書き込みは、「まとめ」で取り上げられることはほとんどない。

なんJ民には、なんJ民特有の「批判精神」みたいなものがある。それは、とうぜん、なんJのスレをまとめる側のなんJ民にも同様に、ねっこの部分で流れている精神だ。

なんJという板、そして、なんJ民の、オンカジに対する基本的なスタンスは「疑い」であり「批判」であり、もっとあけすけに言っちゃうなら、「オンカジをバカにする」という態度がなんJに共通している態度であり、空気だといえる。

なんJに立てられるスレは初めからオンカジを否定している

なんJ民の基本的なムードが「オンカジをバカにしている」であることもあって、なんJに立てられるオンカジスレは、オンラインカジノを否定する目的で立てられているパターンが目立つ。

実際になんJに立てられ、まとめられもしたスレのタイトルを見てみよう。

• 【悲報】オンラインカジノで800万溶かしてしまってワロタｗｗｗｗワロタ…
• 【悲報】ワイ、オンラインカジノで1000万円失い絶望する
• 【悲報】20歳大学生ワイ、オンカジに負けて借金20万。人生に絶望する
• オンラインカジノで全てを失った男の末路…

ここに取り出したのは一部のオンカジスレに過ぎないが、【悲報】ではないオンカジスレを探すのが難しいくらいに、【悲報】だらけなのが、なんJのオンカジスレの特徴だろう。

なんJで好まれ、求められているのが「オンラインカジノで負けたワイの話を聞いてくれ」という話題であって、「オンラインカジノマジで儲かるぞ」という話題ではない。

オンカジの失敗、すでに借金も発生しているスレ主がイッチとして話し始めている場所に、サクラがのこのこと乗り込んでいったところで無力であることは明らかだ。

むしろ、楽しくオンカジをバカにしたいなんJ民にとっては、サクラなどは招かれざる客であるし、そもそも歯牙にもかけるはずもない。

オンカジに肯定的なイッチのスレも最後は否定で終わる

なんJでオンカジ関連のスレを見ていると、たまにオンカジを肯定するかのようなスレッドを見つけることもできるけど、そういったスレも結局のところは「否定」で終わっている場合がほとんどだ。

俺の観測範囲内でしかないが、おそらくなんJでもっとも「サクラ」ががんばった痕跡があるスレを紹介したい。

そのスレの名は「【速報】オンラインカジノ1日やって50万円儲かった」である。
まず驚きなのは、「悲報」ではなくて「速報」であることだ。この時点でイッチが「サクラ」であるという疑いがかけられてもおかしくないレベルだ。

実際、はやい段階で「イッチくんバイト代いくら貰ってんの」だとか「バイトイッチどこいったん?社員に確認にいってるん?w」という書き込みがされてしまってもいる。

この「オンカジ肯定」として始まったスレも、なんJ民の「オンカジをバカにして遊ぶ」という楽しみに一気に飲み込まれて、あっという間に「オンカジ否定」の書き込みで埋まっている。

なんJ民の性格が、いかに「サクラ泣かせ」であるかがよくわかる。

一見オンカジ肯定に見せかけてやっぱり否定のパターン

なんJ民の「批判精神」とか「バカにする遊び」が生み出したテクニックの一つとして「肯定に見せかけた否定」というのがあって、これは、とうぜん「バカにする対象」であるオンカジスレでも使われている。

たとえば、「【悲報】オンカジで200万勝ってしまった結果ｗｗｗｗｗｗ」というスレはその典型例だと俺は思う。

タイトルだけを見ると、オンカジを肯定しているスレに感じられもする。
だが、そのイッチの書き込みは、というと、肯定の期待は見事に裏切られることになる。

こういうのは一種のなんJ民の文体というもので、「勝ってしまった結果ｗｗｗｗｗ」というのは、その直後の「わい気づいたら貯金まで0」をオチとして引き立たせるための前フリでしかなく、スレを開かせるためのひとつのテクニックだ。
「貯金0」というオチは、【悲報】という言葉にフィードバックされもしている。

当然ながら、このスレにもサクラが入り込む隙間はなく、全員がイッチのアホっぷりを笑いながら、イッチの力を借りて「オンカジをとことんバカにする」という雑談をいきいきと楽しんでいる。

まあ、なんJってのは、オンカジ幻想を打ち砕かれる場所としては最適だね。

追い詰められたサクラの行き先はギャンブル板しかない

ここまで、なんJ民とサクラの相性の悪さ、サクラの数の少なさ、なんJ民たちに対する無力さを見てきたことは、「サクラの行く末」を考えるうえで役に立つといえる。そう、ギャンブル板だ。

なんJという場所があくまで「話題性重視」であることに比べて、ギャンブル板は、まだ「ギャンブルを信じたい」「勝ちたい」という気持ちがわずかに上回っている。

つまり、なんJ民のようなはじめっから「オンラインカジノをやってるやつは馬鹿」という態度の相手にはまったく通用しなかったサクラの言葉も、ギャンブル中毒に対してなら「もしかして…？」という力を持ちうる可能性があるというわけ。

この「もしかして」だけに、サクラは賭けている。
ようするに、オンカジのプレイヤーがバカラに賭けてるみたいなもんで、サクラってのは「オンカジプレイヤーの弱い心」に賭けてるってわけだ。

5chのギャンブル板はサクラにとっての賭博場である

「サクラ」ってのは、俺たちみたいなオンカジプレイヤーを使った「賭け」に興じていて、ギャンブル板ってのは「サクラ」にとっては俺たちにおけるオンカジみたいな場所、「賭博場」なんだろうな。

インターネットでオンラインカジノの情報を集めるっていうのは、「サクラ」に「勝ち」を与えない読み方を身に着ける、ってことだと言っていいと俺は思う。

俺が、リアルタイムではなくてもなんJのオンカジスレをチェックしてるのは、なんJ民ってのがサクラの天敵で、連中の「オンカジやってるやつは馬鹿」って態度からの読みが、「サクラ」の賭けを成立させない流れに学ぶところが多いからなんだよな。

「なんJにオンラインカジノのサクラはいるか？」っていう問題を考えるのは、どうやら、「サクラが賭けられない環境」ってのを考えるために、めちゃくちゃ役に立つらしい。

サクラの賭けに乗らないことで情報を手に入れる

ここまで見てきて、俺には5chのギャンブル板がサクラの「賭博場」であるところまでは見えてきたワケで、そうなれば、やれることといえば、「サクラ」の賭けには絶対に乗らない、ということに尽きる。

ほんとうは、ギャンブル板っていう場所が、なんJみたいに「サクラ」が住めない環境であれば話は簡単なんだ。
だけど、「弱い心を持ったギャンブラー」があつまる場所である以上、ギャンブル板がなんJみたいな「サクラ殺し」の環境になることは絶対にない。

ギャンブル板が、賭博場になっているのも、いわば、ギャンブル板と名付けられた場所の宿命だと思って受け入れてくしかない。
「サクラに勝利体験を与えない」というのが、ギャンブル板という賭博場で行われる情報戦の勝利条件だ。

オンカジの情報をインターネットで収集するというのも「ひとつのギャンブルだ」と思えば情報の読み方も真剣になるし、なんといっても、俺みたいなギャンブル好きからすると、ギャンブルがひとつ増えるのはそれだけで燃える展開である。

みんなも「正解がない情報収集」というギャンブルでぜひ勝ちまくってほしい。